1: 名無しがマラソン速報をお伝えします 2019/11/09(土) 22:20:13.16 ID:vtaoUnCG9
どうしても運動不足になりがちな生活を自覚して、時間を見つけてランニングやジョギングを定期的に行っているという人も多いはず。「健康を維持するためには日常生活で行う運動量をどんどん増やせばいい」という意見もある一方で、「週に50分程度のランニングでも心臓病やがんによる死亡リスクが低下する」という研究が発表されました。
Is running associated with a lower risk of all-cause, cardiovascular and cancer mortality, and is the more the better? A systematic review and meta-analysis | British Journal of Sports Medicine
https://bjsm.bmj.com/content/early/2019/09/25/bjsports-2018-100493
Running may help you live longer but more isn't necessarily better
https://theconversation.com/running-may-help-you-live-longer-but-more-isnt-necessarily-better-120578
ランニングは肥満や高血圧、高コレステロール、糖尿病、心臓病のリスクを減らすだけではなく、新陳代謝や心機能を改善するといわれています。また、「ランニングによってがん細胞の増殖を抑制できるかもしれない」という研究も報告されています。
「ランニングによって得られる効能から『ランニングをすれば長生きをする』と考えるのが合理的ですが、それを一貫して示す科学的根拠はありません」と語るのはカナダのビクトリア大学でスポーツ医学を研究するチェリコ・ペディシッチ准教授。ペディシッチ准教授が率いる研究チームは、ランニングやジョギングと、心臓病やがんなどの死亡リスクの関連についての14件の研究に注目し、そのデータをまとめました。
サンプルとなった23万人は5.5年から35年間にわたって健康状態を追跡されました。また、追跡調査中におよそ2万6000人が亡くなっていたそうです。研究チームがランニングの習慣を確認したところ、23万人のうちおよそ10%がランニングを習慣としていたことがわかりました。研究チームは、ランニングを習慣としていた人の走る速度や頻度、時間なども集計したとのこと。
調査の結果、ランニングを習慣とする人は、そうでない人に比べて心臓病による死亡のリスクが30%低く、がんによる死亡のリスクが23%低かったことがわかりました。研究チームによると、50分以上のランニングを週に1回以上行うだけで死亡のリスクが低くなったことがわかり、ランニングの時間や頻度がそれ以上増えても死亡リスク減少の度合いは変わらなかったそうです。
また、走る速度と死亡リスクの低下率に関連はなく、時速8kmで走る場合と時速13kmで走る場合でも健康に与えるメリットは変わらなかったとのこと。ペディシッチ准教授は「自分自身にとって最も快適なペースで走ることが、自分の健康にとって一番適した運動なのかもしれません」と述べました。
ただし、ランニングで体を酷使することは、ケガを負うというリスクがあります。体が回復していないにもかかわらず、ランニングなどの運動によって組織に繰り返し負荷を与え続けると、ケガをするリスクが増加してしまいます。そのため、でこぼこしたところや硬い地面を避け、適切な靴を履き、適度に休憩しながらランニングのペースや時間を保つことを意識することで、ケガをするリスクを減らすことが可能。また、非常にまれですが、ランニング中に突然死するリスクもあるとのこと。
それでも、ランニングによって得られるメリットはリスクをはるかに上回るとペディシッチ准教授は論じ、「いきなりペースや時間、頻度を増やすのではなく、週に50分以上を目標に設定し、ほどよい速度で走りましょう」と述べました。
ソース GIGAZINE
Is running associated with a lower risk of all-cause, cardiovascular and cancer mortality, and is the more the better? A systematic review and meta-analysis | British Journal of Sports Medicine
https://bjsm.bmj.com/content/early/2019/09/25/bjsports-2018-100493
Running may help you live longer but more isn't necessarily better
https://theconversation.com/running-may-help-you-live-longer-but-more-isnt-necessarily-better-120578
ランニングは肥満や高血圧、高コレステロール、糖尿病、心臓病のリスクを減らすだけではなく、新陳代謝や心機能を改善するといわれています。また、「ランニングによってがん細胞の増殖を抑制できるかもしれない」という研究も報告されています。
「ランニングによって得られる効能から『ランニングをすれば長生きをする』と考えるのが合理的ですが、それを一貫して示す科学的根拠はありません」と語るのはカナダのビクトリア大学でスポーツ医学を研究するチェリコ・ペディシッチ准教授。ペディシッチ准教授が率いる研究チームは、ランニングやジョギングと、心臓病やがんなどの死亡リスクの関連についての14件の研究に注目し、そのデータをまとめました。
サンプルとなった23万人は5.5年から35年間にわたって健康状態を追跡されました。また、追跡調査中におよそ2万6000人が亡くなっていたそうです。研究チームがランニングの習慣を確認したところ、23万人のうちおよそ10%がランニングを習慣としていたことがわかりました。研究チームは、ランニングを習慣としていた人の走る速度や頻度、時間なども集計したとのこと。
調査の結果、ランニングを習慣とする人は、そうでない人に比べて心臓病による死亡のリスクが30%低く、がんによる死亡のリスクが23%低かったことがわかりました。研究チームによると、50分以上のランニングを週に1回以上行うだけで死亡のリスクが低くなったことがわかり、ランニングの時間や頻度がそれ以上増えても死亡リスク減少の度合いは変わらなかったそうです。
また、走る速度と死亡リスクの低下率に関連はなく、時速8kmで走る場合と時速13kmで走る場合でも健康に与えるメリットは変わらなかったとのこと。ペディシッチ准教授は「自分自身にとって最も快適なペースで走ることが、自分の健康にとって一番適した運動なのかもしれません」と述べました。
ただし、ランニングで体を酷使することは、ケガを負うというリスクがあります。体が回復していないにもかかわらず、ランニングなどの運動によって組織に繰り返し負荷を与え続けると、ケガをするリスクが増加してしまいます。そのため、でこぼこしたところや硬い地面を避け、適切な靴を履き、適度に休憩しながらランニングのペースや時間を保つことを意識することで、ケガをするリスクを減らすことが可能。また、非常にまれですが、ランニング中に突然死するリスクもあるとのこと。
それでも、ランニングによって得られるメリットはリスクをはるかに上回るとペディシッチ准教授は論じ、「いきなりペースや時間、頻度を増やすのではなく、週に50分以上を目標に設定し、ほどよい速度で走りましょう」と述べました。
ソース GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20191108-running-low-risk/
2: 名無しがマラソン速報をお伝えします 2019/11/09(土) 22:22:04.44 ID:LFsQyBGs0
凄い!
7: 名無しがマラソン速報をお伝えします 2019/11/09(土) 22:27:12.84 ID:q8e3ZMTN0
改めて言うほどのものでもないだろ
8: 名無しがマラソン速報をお伝えします 2019/11/09(土) 22:27:56.49 ID:96n5cqRP0
だけって簡単に言うけど、
その50分が辛いんだって。
その50分が辛いんだって。
“【朗報】週に50分以上ランニングするだけで心臓病やがんのリスク低下◇加研究 ”の続きを読む